2月5日に東京・銀座の丸の内TOEI1で映画『ジーン・ワルツ』の初日舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、菅野美穂(33)をはじめ、田辺誠一(41)、白石美帆(32)、桐谷美玲(21)、片瀬那奈(29)、音尾琢真(34)、南果歩(47)、原作者の海堂尊(49)、大谷健太郎監督(45)が登壇した。命を扱ったデリケートなテーマに菅野は「いま30代で、いつか母親になりたいと思っている。こういうタイミングで、こういう映画に参加させていただき幸運でした」と主演できたことを喜んでいた。「出産のいいところだけ見て夢のように産みたいと思っていましたが、産科医療がどれだけ大変か、胎児が10か月体内にいる間にどういうことが起こりうるかシビアな面も知って、だからこそ赤ちゃんを抱っこできる喜びを知り得るとわかった。改めて赤ちゃんを産みたいと思いました」と自身の母親願望をさらに強くしたようだ。田辺は、「いろいろな生き方の女性を見て、女性は命がけで“命”を産むんだと、感動しました」としみじみ語っていた。南は、「美術さんが新生児ロボっていうのを作ってくれて、何体かあったんですが、やっぱりウチの子が一番かわいい!と思って、親バカでした」会場の笑いを誘っていた。(撮影:江口明裕)

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