コーエン兄弟監督の最新作『トゥルー・グリット』が3月18日から日本されるのを前に、本作で米アカデミー賞・助演女優賞にノミネートされているヘイリー・スタインフェルド(14)が来日会見を都内で行った。同作は、父親の復讐を誓う14歳の少女マティ(ヘンリー)と、彼女に雇われた連邦保安官ルースター・コグバーン(ジェフ・ブリッジス=61)、テキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン=40)との追跡の旅を描く。映画での熱演ぶりが高く評価され、アカデミー賞助演女優賞に14歳44日、史上9番目の若さでノミネートされている。同作のオーディションに参加したのは13歳の時。オーディションから1年後にアカデミー賞の候補者に名乗りをあげた期待の新星だ。彼女自身も「信じられない。ちょうど1年前の今頃、オーディションを受けていたんです。役を得ることが出来て本当にラッキーだと思っていたし、それこそが賞に値すると思っていました。さまざまな映画賞にノミネートされて、本当に光栄です」と満面の笑みを見せた。日本での滞在について、「渋谷に行って買い物がしたい」と14歳らしい素顔ものぞかせた。(撮影:小山伸正)

関連カテゴリー: