19日、都内で、映画『プリンセス トヨトミ』の完成披露試写会が行われた。試写で行われた舞台挨拶には出演者の堤真一(46)、綾瀬はるか(26)、岡田将生(21)、中井貴一(49)と、鈴木雅之監督(53)、原作者の万城目学(35)が登場した。同作は、東京から来た会計監査院の調査官3人が『400年間隠されてきた大阪の謎』に迫る奇想天外な物語である。一切の妥協を許さない会計検査院調査官を演じた堤は「普段は読まない原作を読み、面白かった小説の世界をどう映画化するのか、一つの作品として成立できるのか不安でした。試写を見て、単純に面白と思いました。素敵なキャストの皆さんと楽しくできたし、良い作品に仕上がったと思います」と自信満々に話した。綾瀬は「喫茶店のおばちゃんが気さくでうれしかったです」撮影を振り返り笑顔で語ってくれた。岡田は「やっぱり堤真一さんと中井貴一さんがいると、後輩として背筋がピンとなるというか…」と言うと、すかさず堤が「こいつ、オレのことおっちゃんって言うんですよ! 貴一さんにも突っ込んでましたからね」と話すと、岡田は慌てて言い訳をしていた。(撮影:桑原靖)