7日、TOHOシネマズ日劇2で、映画『岳-ガク-』の初日舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、主演の小栗旬(28)をはじめとする長澤まさみ(23)、佐々木蔵之介(43)らが出席した。美しい日本の山々を舞台に、山を愛する山岳救助ボランティアの主人公と登山者たちとの温かい交流や山岳救助の現場で起こる命のドラマを描いた物語となっている。主演を務めた小栗は「山に登ったり、クライミングスポットに行ったりして、個人的にも室内のクライミングでけっこう登ってましたね」と今回の撮影まで登山の経験がなかったことを明かし、撮影前のトレーニング法を語った。長澤は「新人という役柄もあって、私自身も今回、山に登るのが初めての経験だったので、役作りというよりは自分も山を知っていく中で、一緒に成長していった感じですね」と笑顔で役作りに関して語った。佐々木は「隊長はあまり(山に)登っていない。報告を受けて指示を出すので」と他の出演者に山に比べて登っていないことを明かすと、小栗から「隊長(佐々木)はヘリコプターに乗っても『すごい景色だなー』といって写真を撮っていた」とつっこまれ、共演者同士の仲の良さが伺えた。(撮影:横山孝行)