29日(日)、四季劇場[秋](浜松町)にて上演中のミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』に、原子力発電所の事故により、福島県内から旧グランドプリンスホテル赤坂に避難している子供たちが、無料で招待された。

本作品は、東北の美しい自然を舞台に、天災により現世で生きることが叶わなかった“座敷わらし”と、“いじめ”に苦しむ少年ユタとの心の交流を描いたミュージカル。そこには、“人生の感動”や“友情と連帯(みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために)の大切さ”といったテーマが流れている。

祖父と一緒に訪れた男の子は、
 「帰ったらお母さんに、今日歌った歌を教えてあげたいです。『みんなは一人のために 一人はみんなのために』の歌詞を聞いて、助けてくれた人たちを思い出しました。僕もこれから頑張りたいと思います」と話していた。

 なお劇団四季では、東北地方の公立学校が夏休み期間となる7月下旬から8月の約1カ月間、被災地の子供たちを招いて、『ユタと不思議な仲間たち』の東北特別招待公演を実施することにしている。