女優の裕木奈江(41)が4日、都内で行われたアイスランド映画『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』の初日舞台挨拶に登場した。同作は09年にアイスランドで公開されたホラーで、捕鯨ができなくなり失業した一家は、ホエールウオッチングに訪れる観光客を逆恨みし、殺りくを繰り返すという物語となっている。99年にアメリカへ移住して以来、ハリウッド映画出演やギリシャ留学など世界を飛び回る生活を続けており、日本での舞台挨拶は4年ぶりとなる裕木は、日本人メイド役で出演。現地での撮影は白夜の中、行われたといい「日が落ちないので撮影が長かった」と撮影での苦労話を語った。ジュリアス・ケンプ監督は「彼女の演技を見て、パーフェクトだと思った」と絶賛したが、一方で裕木は「アイスランドで映画を作っているということを知らなかった」と明かし笑いを誘った。帰国するのは年に3回ほどの裕木は「行ったり来たりしているうちに、アラフォーという言葉が出来てた」と苦笑い。再婚について聞かれると「41ですから、なかなか…。でもアラフォーという言葉もあるし、もしかしていいことがあるかと期待してます」と語った。(撮影:小山伸正)