女優の桜庭ななみ(18)が15日、都内で、発売された出演映画『最後の忠臣蔵』のDVD発売記念イベントを杉田成道監督(67)と共に行った。桜庭は「DVDとブルーレイになるということで、より大勢の方に見ていただけると思って楽しみにしています」と挨拶した。杉田監督も「DVD特典には、ななみちゃんが(役と)格闘していた何十日間が収録されているそうなので、それも合わせて1人でも多くの方に見てもらえれば」とPRしていた。当時のキャスティングについて杉田監督は、可音役を演じた桜庭に関しては、「夏目雅子(享年)が出てきたときみたいな人はいないかと尋ねたら、そんなのいるわけないって言われた。しばらくして、その人が『こんな人がいるんですけど』と持ってきた写真を見て、その瞬間に『この人にしましょ!』って決めた」と笑顔で振り返っていた。この日は、19日の『父の日』を前に杉田監督に感謝をつづった手紙を持参し、「ここまで成長できたのも監督のおかげ。本当にありがとうございました。20歳になったら、ぜひお酒を飲みに連れていってください」などと読み上げると、杉田監督は「孫からのプレゼントのようでうれしい」と嬉しそうであった。(撮影:横山孝行)