23日、東京・日比谷シアタークリエで、舞台『姉妹たちの庭で』の会見が行われた。会見には、女優の浅丘ルリ子(70)佐久間良子(72)、江波杏子(68)、安奈淳(63)が登場した。同作は、『エデンの東』で知られるポール・オズボーンの戯曲。年配の仲良し4姉妹の悲喜こもごもを描く心温まるコメディーで、妹たちのよき相談相手である長女を佐久間、おとなしい次女を浅丘、のんびり屋の三女を江波、明るい性格の四女を安奈が演じる。東映(佐久間)、日活(浅丘)、大映(江波)、宝塚(安奈)を支えた看板スターたちの豪華共演に浅丘は「昔は『五社協定』があったので共演は考えられなかった。最初で最後の共演かもしれないけど、楽しい」と感激していた。プライベートでの交流はあるものの、佐久間との劇中で披露される2人の陽気なデュエットについて浅丘は「お恥ずかしい。見所ではないです!」佐久間も「お芝居の流れで歌ってしまいました…」と恐縮しきりだった。役に関して江波は「夫と息子に翻弄され、一場で1回は泣く役です」と話し、安奈は「気が強いと思われているが、狭い世界に生きる繊細な女性」とそれぞれ語った。(撮影:江口明裕)

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