2月11日、米ビバリーヒルズの高級ホテルで急死したホイットニー・ヒューストンさん(享年48)。入浴中の溺死ではなく、薬物とアルコールを同時摂取したことが原因だったとの報道も流れている。ホテルには、愛娘のボビー・クリスティナ(18)も滞在していた。変わり果てた姿で運ばれる母親を目の当たりにして、彼女もまた錯乱状態に陥ったという。

「疲労困憊でヒステリー状態になったクリスティナは、母親と同じように、救急車で近くの病院に搬送されました。ホイットニーがドラッグを始めたのは、元夫のボビー・ブラウンの影響といわれています。『愛する夫と同じイメージを共有したいの』と当時、彼女は語っていたそうなんです。しかしボビーとも、結局11年で離婚してしまいました」(ロス在住ジャーナリスト)

ドラッグをやり放題だった父母の下で、娘のクリスティナもドラッグに溺れていったと、彼女の高校生時代の同級生は証言している。母親は娘にドラッグをやめさせようとしたが、自身がドラッグ漬けの母親の言葉に説得力があるわけもなく、いつも掴み合いの大喧嘩が絶えなかったという。そんな母娘に転機が訪れたのは2年前。クリスティナが16歳の時だった。ホイットニーは2年間のリハビリ生活を送り、ドラッグから足を洗っていた。クリスティナの同級生はこう語る。

「いつものようにクリスティナが自室でコカインを吸引していたのよ。そしたら現場を見つけたお母さんがボロボロ泣き出したらしいの。『あなたがドラッグに手を出しているのは私たちのせい。でも、お願いだからやめてちょうだい。私はドラッグの影響で三半規管がおかしくなっているの。ピッチ(音程)も取れず、もう昔のように歌えないの……。ママの耳はもう治らないと思う。だから、あなたが私の代わりに歌い続けて』という母親の言葉に、クリスティナも大泣きしてね。それから彼女は、真面目に音楽と向き合うようになったの」

薬物地獄からようやく立ち直った矢先の訃報。母の夢は、愛娘へと引き継がれるのか。