「アイドルがみんな聖子ちゃんカットをしてる時代に、『春風の誘惑』(’83年)あたりでキョンキョンが髪をベリーショートにしたんです。異常に似合っていてすごく可愛くて、即ファンになりました。『まっ赤な女の子』(’83年)のジャケットを一目見たときから今まで『地球上でいちばん可愛い』と思っています」という爆笑問題の田中裕二(47)は30年来の熱烈な小泉今日子ファン。

だがその初対面は記憶をなくすほど悲惨なものだったという。爆笑問題が事務所に入って1年目の’88年ごろ、ラジオ番組『KOIZUMIN MOTION』のゲストに呼ばれ、ドッキリかと半信半疑ながらラジオ局に出向いた田中だったが……。

「紺色のセーターに同じニット素材のミニスカート、白いアディダスのスニーカーを履いていて。もう可愛くて森の妖精のよう。僕らのことをテレビで見てファンになり、次のコンサートでイベントを企画しているので、お笑いとして一緒に行ってほしいと言われて……。嬉しかったなぁ」

夢見心地で記念写真を撮り、収録開始。相方の太田が『うちの田中もキョンキョンの大ファンで』と話しだす。そこまでは良かったのだが太田のトークは爆裂していくのだった。

「太田が『おそらく田中は、日本でいちばん(小泉で)オナニーした回数が多い』って。おい! 何言ってんだコイツ! と思ったまでは覚えています。キョンキョンも対処がわからず、ほかの話になっていくんですけど……僕はショックのあまり、そこからすべての記憶がありません」

その後ツアーの話も泡と消え、20年以上共演はなし。だが女神・キョンキョンはファン田中を見捨てなかった。「ラジオ番組で、キョンキョンを100点満点ガールとして理想の女の子の話をしたのが『ザ・ガール』という本になり、その帯を彼女が書いてくれたんです」と田中。今年、デビュー30周年記念ベスト盤30曲の選者にも選ばれた。

「もぉ、嬉しかったですよ! 共演の話が来たら絶対に断りませんが、自分から共演したいなんて考えられませんよ、畏れ多くて。キョンキョンは常に僕のナンバーワンの存在、死ぬまで一生ファンを貫きますよ!」