6月20日、都内で、俳優で歌手の斎藤工(30)が新曲『ONE MORE TRY!!』の発売記念イベントを行った。

昨年8月にシングル『燦々』でソロ歌手としてメジャーデビュー。今年2月に2ndシングル『サクライロ』を発売したのに続き、早くも3枚目のシングル『ONE MORE TRY!!』をリリース。

ファン2000人を前に斎藤は「うそでしょ?っていうくらい人がいる」と驚きを見せ、緊張を紛らわすため「皆さんをカボチャだと思います」と一言。「人前が苦手で、とんでもない精神状態なんです、今できたら正直、帰りたい」と本音を吐露しながら、新曲など2曲を歌唱した。

俳優と歌手の2つの顔を持つ斉藤だが、違いについて「役者業は作品と役柄に自分の本音を隠せる。音楽だと、自分の本質が出ちゃうから恥ずかしい。恥部を肥大させて、広げて公開している感じ。素っ裸です」と話し、笑いを誘った。また、両立について「俳優と歌手の両立は本当のところ大変。でも、本格的に歌手活動を始めたきっかけは、東日本大震災後に、演技で表現できることと音楽で表現できることの違いを実感したから。その気持ちを忘れず、恥ずかしいながらも、いつかライブもやりたい」と意気込みを語った。(撮影:加治屋誠)

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