視聴率連続30%超え、社会現象となったドラマ『半沢直樹』(TBS系)も、いよいよ22日が最終回。

「堺(雅人)くんが『コイツ、嫌だな〜』とムカッとくるよう、半沢の心をえぐるように、視線やポーズ、セリフも工夫しています」

 東京中央銀行・大和田常務(香川照之)の側近・岸川取締役の森田順平さん(59)は言う。以前演じた『3年B組金八先生』・乾先生の“ワル感”とダブらないように心がけたそうだ。

「堺君のリアクションも『倍返し』でやってくるので楽しかった(笑)。また、香川君はリハーサルから本番まで、一度たりとも同じ芝居をしないんです」

 8話で伊勢島ホテルの担当の座を半沢と一騎打ちで争うデータ男・福山(山田純大)。それを大和田と岸川が見ている場面。タブレットを離さない福山が台本に登場したときのこと。

「演じる役者がまだ決まってない段階で、福山役があまりにおもしろいので、堺君は『僕、一人二役やりたいな。眼鏡かけて』と言い出したりして。本当に芝居が好きなんですよ」

 チームワークのよさも抜群。毎週月曜日の早朝から、東京・学士会館で、銀行の取締役会や廊下の撮影が行われたそうだが、朝8時半になるとプロデューサーが前夜の視聴率を現場で発表するのが恒例になったという。

「2話で21.8%と発表されたとき、拍手と歓声が上がりましたよ。香川君は『サッカーワールドカップで日本がゴールしたときのような歓声が湧き上がった』と、言ってましたね。ヘトヘトですがその喜びで、みんな1週間分のエネルギーをキープしました。特に堺君とスタッフは、早朝から深夜までの撮影が続く。堺君はいつせりふを覚えてくるのかが、不思議でしたね」

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