「ウィルス性のA型肝炎と診断されたため、大事をとって2週間入院することになりました。ただ、すでに肝臓の数値も戻ってきておりますので、まもなく退院。2月いっぱいは休ませていただきますが、3月から仕事復帰する予定です」
そう認めたのは、上沼恵美子(58)の所属事務所。2月15日、上沼が急性肝炎のため、大阪府内の病院に緊急入院していたことがわかった。関西地方でテレビ番組3本とラジオ番組1本の冠番組を持ち、“西の女帝”とも称されている上沼は、2月23日放送の『気になる情報のウラのウラ 上沼・高田のクギズケ!』出演をキャンセル。1月に亡くなったやしきたかじんさん(享年64)に続き“関西の大物”が入院し、各局に激震が走った。
A型肝炎の初期症状としてはだるさや微熱が挙げられ、風邪と間違える人も多いという。医師によると軽症で済む場合がほとんどだが、まれに劇症肝炎へと進行し、最悪の場合は死亡することもあるため注意が必要とのこと。生魚や二枚貝から経口感染することが多く潜伏期間は2~6週間だという。上沼の感染源について、近しい芸能関係者はこう語る。
「1カ月ほど前に生ガキを食べに行ったのですが、そのときに感染したそうです。当日は、彼女以外にも生ガキを食べていた人がいたのですが、なぜか上沼さんだけが……」
夫で元関西テレビ役員の上沼真平氏(66)は、妻の病状についてこう明かしてくれた。
「生死にかかわるほど大げさな状態ではないんです。当初、風邪をひいたように体調がすぐれなくなったため、本人は風邪の治療をしていました。でも、なかなか良くならないので検査したところ肝臓の数値が高くなっていて……。それで入院することになりました」
普段は歯に衣着せぬ発言をしている強気な彼女。だが、突然の入院には、さすがに動揺を隠せないという。真平氏が続ける。
「本人は『出産以来、初めて入院した』と言っていましたからショックのようです。今後は……肝臓ってけっこう時間がかかるみたいですね。でも手術するわけではないし、状態も落ち着いてはいます。あとは安静にして数値が良くなる治療をしていきます。東京にいる息子は、入院翌日に顔を出してくれました。大阪にいるもう1人の息子もお見舞いに行くと言っています。僕も毎日顔を出しています。そうすると機嫌がいいんですよね(笑)」
家族の支えもあり現在は快復しているとのこと。早く復活した姿を見せてほしい――。