「ドラマ『半沢直樹』のヒット以来、各局のドラマキャスティング会議では常に堺さんの名前が上がっています。ギャラも1話200万円で、破格の300万円を提示する局もあるそうです」(テレビ関係者)

16年のNHK大河ドラマ『真田丸』で、主人公・真田幸村役を演じることが正式発表された堺雅人(40)。そのギャラは、“驚くほど超格安”だったという。

「堺さんの出演ギャラは1話30万円ほど。そこにBSや再放送のギャラが上乗せされますが、全50話で年間2千万円ほど。来夏から撮影が始まり、1年間はスケジュールを押さえられてしまいます。だからその間、彼は民放ドラマに出演できません。飛ぶ鳥を落とす勢いの堺さんにすれば、実入りの少ない仕事と言えるでしょう」(前出・テレビ局関係者)

つまり民放ドラマの10分の1。なぜ彼はオファーを承諾したのか。大河ドラマに詳しい芸能関係者はこう語る。

「大河のギャラが安いのは、堺さんに限った話ではありません。予算のほとんどが製作費に消えるため、人件費が安く設定されているのです。ギャラは『その役者がこれまでどれくらいNHKドラマに貢献してきたか』で変わり、金額は20~50万円。いずれも超格安ですが、出演すれば“大河主演俳優”としての箔がつきます。そうなれば、CMオファー結果的に増えますからね。堺さんも目先のギャラより将来を考えての選択だったのでしょう」

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