「被告人を懲役3年に処す。この裁判が確定した日から4年間、その刑の執行を猶予する」 9月12日、東京地裁で判決を言い渡されたASKA(56)は、裁判官に向かって静かに一礼した――。

「判決後もASKAは、9月下旬までは千葉市内の病院で入院治療を続ける予定です。退院してからも、目黒区内の自宅に戻ることはないそうです」(ASKAを知る音楽関係者)

 ASKAの“育ての親”でもある元所属事務所の社長らが中心となって新居探しは始まっているが、かなり難航しているという。

「セキュリティ面はかなり重視しています。条件に該当する物件が少ないうえに、宮崎重明の名前を出すと、断られてしまうことも多いようです。また洋子夫人が協力を拒んでいることも、なかなか新居が見つからない原因の一つかもしれません……」
 
 ASKAと妻・洋子さん(59)は、今年6月に結婚27周年を迎えた。夫妻の知人は言う。

「ASKAさんは栩内香澄美被告への思いで、心のなかがいっぱいなのでしょう。洋子さんは、ずっと『あの人のことは忘れて音楽に戻って欲しい』と願っていたそうですが、最近では『音楽から離れてしまった夫を、立ち直らせる自信がない』と漏らしているそうです」

ASKAは退院後も千葉市内の病院に定期的に通うことになるという。だが……。

「いまでは洋子さんはASKAさんとの同居を拒んでいるそうです。更生のためのサポートも、彼女には期待はできないでしょう」

“ASKAとの今後”について、悩み続けているという洋子さん。しかし、前出の音楽関係者はこう語る。

「判決の直前に洋子さんは、ASKAが迷惑をかけた一部の音楽関係者に『夫のために申し訳ありませんでした』とお詫びの品や手紙を送っているのです」

夫の度重なる裏切りによって、崩壊寸前の夫婦の絆。“涙の妻”に笑顔が戻る日は来るのか――。

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