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「街中で声をかけられるということはあまりないのですが、先日、喫茶店にいたら隣の人から『あっ、鞠子ちゃんだ!』と役名を呼ぶ声が聞こえてきたんです。そのときは素直に嬉しかったですね。鞠子といえば、みんなわかってくれる。それほど影響力ある、たくさんの人が見ている作品に出演できるのは、本当にありがたいことだと思っています――」

笑顔でそう語るのは、現在、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演中の相楽樹(21)。ヒロイン・高畑充希(24)が演じる小橋常子の妹・鞠子役として注目を集めている女優だ。放送開始以来、絶好調の『とと姉ちゃん』。昨年11月にクランクインしているため、すでに撮影は折り返し地点に突入している。

 

「充希ちゃんは普段から余裕があると共演者やスタッフさんを誘って食事に行ったりしていて、彼女を中心に現場がまとまっています。その日の撮影が終わってからも、充希ちゃんとはずっとメールのやりとりをしています。2カ月ほど前には、充希ちゃんと私、“かか”役の木村多江さん(45)と末っ子役の杉咲花ちゃん(18)の小橋家4人で馬刺しのお店に行きましたね。小橋家はみんな食べることが大好き。特に、肉食なんですよ(笑)」

父・武蔵を亡くし、昭和の激動の時代を女4人で生き抜いていく小橋家。その絆は、プライベートでも固いものとなっているようだ。

 

「小橋家は女4人なので、カメラが回っていないところでは“女子トーク”ですね。先日も『男の人にどうされたらキュンとするのか』みたいな話になっていました。多江さんは『向井理さん(34)や子役の子たちと輪になって遊んでいたら、向井さんに手を握られて。私は女優なのに、不覚にもドキッとしちゃったわ!』と話してくれて(笑)。あと姉妹はみんな音楽好きで、充希ちゃんは山口百恵さんファン。私と花ちゃんはエレファントカシマシ好きで、何かと盛り上がっています。意外と若者っぽくなくて“昭和”なんですよ」

 

和気藹々とした雰囲気だが、撮影はあくまで真剣。相楽はこの半年の撮影を振り返ってこう語る。

 

「最初は『本当にやっていけるんだろうか』と不安もありました。でも最近では週末に楽しみながらテスト勉強感覚でセリフを覚えて、撮影が始まる月曜日を迎えています。現場ではとにかく撮るスピードが早いので、常に自分が後悔しない全力の演技で臨むよう心掛けています。それでも周りと比べると、見習うべきところばかり。みんながプロで、心からいいものを作ろうと頑張っている。私も負けられないですね」