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元チェッカーズのリーダーでギタリストの武内享(54)の長男・武内健太氏(22)が今年6月、大麻所持の疑いで逮捕されていたことがわかった。長男の大麻取締法違反による逮捕は、昨年9月以来2度目。12月には長男に懲役6月・執行猶予3年の判決が下されたが、証人出廷した父は涙ながらに更生を誓っていた。

 

今回、本誌は父の武内に取材を申し込んだ。すると彼は長男の再逮捕を認めた上で、スケジュール上直接取材は受けられないからと、メールでその思いを寄せた。

 

《(健太は)「もう違法行為はしない。周りに迷惑がかかる」と言っていたので、家族全員安心していました。しかし、この有り様です…耳を疑い、ショックを受けています。私自身、長男との向き合い方を前回とは変えています。「父親として出来る限りの事をする」という意味を、長男、そして自分自身がはき違えないようにしなければと思い、強い姿勢で臨んでいます》

 

家族への接見が解除されたのは、7月終わりのことだった。だが前出のように、武内は面会に訪れていない。その理由について、彼はこう続けている。

 

《ここまで弁護士を通して本人からの気持ちが何も聞こえてきません。(健太からの)「裏切ってごめんなさい」という言葉を弁護士経由で聞きました。でも、それだけです。親心を出して考えれば「きっと話し辛いんだろう」と思ったりもしますが、まずは本人が今回の事件をどう考えて私に何を語るのか、今現在はそれを待ってる状況です。なので、ここまでこちらから面会には行っていません。本人からの手紙を待ってる状態です》

 

武内は今回の事件発覚前に入っていた仕事は現在も続けているものの、長男の裁判が終わるまでは新しい仕事は入れていないという。そして、最後に長男への断腸の思いを綴る。

 

《正直、普通通りに振る舞う事が厳しい状況ではありますが、そうする事が、今自分に出来る最善だと考えています。今、長男をかばう気持ちはまったくありません。それは弁護士経由で本人にも伝えてもらってます。しかし同時に「父さんは絶対に見捨てない」とも伝えてあります。こんな事でまた世間を騒がせる事になって、本当に申し訳なく思っています。武内享》

 

更生させると誓ってくれた父をたった半年で裏切った長男に、その言葉は届くのだろうか――。

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