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公開3日で興行収入15億円を突破した映画「劇場版コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」。そのなかで一際注目を集めるのが、山谷花純(21)だ。

 

山谷は末期がんで“丸刈り”となった花嫁・富澤未知を演じており、その演技力に観客は思わず号泣。Twitterでは《山谷さんの演技、とても素敵でした。未知ちゃんに感情移入してずっと泣いてました。。》《山谷花純さんの演技に引き込まれ涙腺崩壊しました》と感動の声が上がっている。

 

山谷は7月27日に更新したブログで「劇場版コード・ブルー」について、「10年前、私がこの仕事を始めた年にスタートした作品」とコメント。「10年という節目や自分の人生を考えて。このオーディションに落ちたらこの仕事を辞めると決めて受けた作品と役でした」と明かしている。

 

「山谷さんは07年に当時10歳で芸能界入り。地元・宮城県から通って仕事をしていました。最初こそ仕事はありましたが、徐々に低迷。学業より芸能活動を優先していたこともあり、プライベートでも芸能界にも居場所がないと感じていました。そんな矢先に東日本大震災が発生。芸能の仕事が完璧に断たれましたが、そのことによって改めて女優という仕事が好きだと気づいたそうです」(映画関係者)

 

16年10月には、芸能生活9年目にして初となる主演映画「シンデレラゲーム」が公開。以降も17年のドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(フジテレビ系)や今年1月の「モブサイコ100」(テレビ東京系)などの話題作に出演。着実に活躍の幅を広げている。

 

一見すると「劇場版コード・ブルー」のオーディションを「仕事を辞めると決めて受けた」というのは信じがたいが――。

 

「山谷さんは芸能仕事についてシビアな視点を持っているタイプ。競争しながら上を目指さなくてはならない業界に少し疲れていたといいます。しかし『コード・ブルー』での名演をきっかけに、今や“時の人”に。反響を受け、今まで以上にやる気に燃えているそうですよ」(前出・映画関係者)

 

10月から放送される鈴木保奈美(51)が主演を務めるドラマ「主婦カツ!」(NHK BSプレミアム)や、来年公開予定の篠原涼子(44)と芳根京子(21)の共演映画「今日も嫌がらせ弁当」にも出演する山谷。さらなる飛躍に期待したい!

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