本誌の直撃に答える亮。 画像を見る

残すところあと少しとなった19年。元号も「平成」から「令和」へと変わった激動の1年だったが、芸能界も大きく変化した1年だった。本誌が目撃した驚きのスクープから特に反響の大きかったものを今一度お届けしたい。

 

芸人らが振り込め詐欺グループの会合に参加し、ギャラをもらったことに端を発した闇営業問題。中心メンバーの宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号・田村亮(47)は、涙の謝罪会見で“真相”を告白し、事態はますます泥沼化。復帰の目途が立たないなか、亮が姿を現したのは意外な場所だった……。(以下、2019年8月13日号掲載記事)

 

記者の直撃に驚きの声を上げたのは、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)だった。

 

本誌が亮を目撃したのは、謝罪会見から5日後の7月25日。雨上がり決死隊の宮迫博之(49)とともに臨んだ会見では黒いスーツで身を固めていた彼だが、この日はハーフパンツにスニーカーという軽装。しかしその表情は暗く沈んだままだった。

 

“渦中の男”が現れたのは、なんと東京都内にある介護付き高級老人ホーム。「ご家族が入居されているのでしょうか?」などと、問いかける記者に彼がポツリポツリと答えたのは意外な内容だった。

 

「……いろいろお騒がせして申し訳ございません。いや、特に家族の誰かが入居していて、お見舞いに来たということじゃないんです。実は、こちらの施設には僕の“勉強”に協力していただいていて……」

 

ーー勉強ですか?

 

「はい、老人介護のことを勉強させていただいています。こちらにもご迷惑がかかるので詳しいことは言えないのですが……」

 

反社会的勢力の会合に出席し、ギャラを受け取ったとして、吉本興業から謹慎処分を受けている亮。涙を流しながら謝罪したものの、仕事復帰のめどはまったく見えていない。その彼が選んだのが、“介護士への道”だというのか?

 

この選択について芸能リポーターの城下尊之さんは次のように語る。

 

「大きな過ちを犯してしまった亮ですが、以前は真面目で素直な性格で知られていました。その彼が罪を償うために選んだのが介護の勉強だったのでしょう。とても彼らしい選択のように思います。介護福祉士の資格の取得まで視野に入れているかはわかりませんが、今後は芸人復帰を目指しながら、自らの発信力をつかって、介護の大切さを訴えていくことも考えているのかもしれませんね」

 

宮迫と亮の会見の翌々日には、2人にパワハラ発言を暴露された吉本興業・岡本昭彦社長(53)の会見が急きょ開かれ、さらにその会見に対する批判が巻き起こったりと、騒動は拡大し続けてきた。

 

ーーいまの亮さんのお気持ちをお聞かせください。

 

「本当に(騒動が)大きくなってしまって申し訳ありません。そのことをいちばん痛感しています」

 

ーー加藤浩次さん(50)や、たくさんの先輩方が心配してくださっていますよね?

 

「……加藤さんにはずっとお世話になっているのに、ご迷惑をかけて申し訳なく思っています。本当に加藤さん、スミマセン!」

 

加藤の名前を聞いたとたん、涙ぐみ始めた亮。彼は加藤への謝罪の言葉を口にしながら車に乗り込み、その場を立ち去った。

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