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新型コロナウイルスの感染拡大は、卒業シーズンを直撃している。政府は2月27日に、全国の小中学校、高校、特別支援学校に3月2日から春休みまで臨時休校するよう要請した。その影響で、卒業式も中止や縮小が余儀なくされている。

 

この事態を受けて、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(46)は29日にTwitterを更新。《『卒業』》と題し、ハッシュタグに「#ロンブーチャンネル卒業式」と添えてこう綴った。

 

《卒業式が 急になくなってしまった皆さんへ…》と切り出し、《YouTubeのロンブーチャンネルで、3月15日にリモート卒業式をやろうと思うのですが…家から出ずともネットで繋がって卒業式をやりませんか?》と呼びかけた。

 

ハッシュタグとともに名前を投稿すれば、淳が「校長役」となって卒業生の名前を読み上げるというのだ。淳が提案した “リモート卒業式”が反響を呼んでいる。

 

《淳さんの素晴らしいアイデア! 卒業式がなくなっちゃうのは悲しい。そのような子供たちが笑顔になる企画!》

 

《高校生の息子がいます。人ごととは思えないです。やっぱり最後はみんなに門出を祝ってあげるのが1番だと思います。 ホンマ、良いアイデアです。 ありがとうございます!》

 

《こういう時にネットっていいなって思う》

 

こうしたネットや動画を利用した工夫は、各地の学校でも広がっている。

 

NHKによると、北海道江別市にある酪農学園大学附属とわの森三愛高校は、29日に予定されていた卒業式が中止に。だが教員たちが卒業生227名の名前を一人ずつ読み上げた動画を作成し、同日午前に配信したという。

 

「方法は各学校の状況に応じて様々です。例えば縮小して実施する学校は、代表生徒と教職員だけで卒業式を行い、その様子を各教室に中継。参列できない保護者へは、式の様子を動画配信するといった方法も取られています。休校になったことで卒業式にも影響が及び、生徒や保護者から残念がる声が続出しています。少しでも卒業生にエールを送りたいという、教員や学校側の気持ちの表れでしょう」(全国紙記者)

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