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「M-1決勝に進出以降、おいでやす小田さんへのオファーが殺到しているそうです。バラエティ番組のキャスティング会議では必ずといっていいほど、小田さんの名前が挙がると聞いています」(テレビ局関係者)

 

おいでやす小田(42)の勢いが止まらない。もともとはピン芸人として活動し、「R-1グランプリ」のファイナリスト常連組だった小田。しかし、昨年12月の「M-1グランプリ」ではこがけん(42)とのユニット・おいでやすこがとして決勝に進出。抜群の歌唱力で一風変わった歌を真顔で歌うこがけんに、地団駄を踏みながら「知らんなぁ!!」など大声でツッコむ小田のネタは大ウケし、2位に入る快挙を達成していた。

 

M-1ファイナリストになるとオファーが増えることで知られており、小田もテレビ出演が急増。2月4日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で小田は、「(M-1前のテレビ出演が)3本くらいやったのが、(M-1後は)32本です」と、そのブレイクぶりを明かしていた。

 

しかし、小田のオファー増はM-1バブルだけでなく“キャラ”にも大きな理由があるようだ。

 

ポスト児嶋最有力!?松本人志も愛すおいでやす小田のいじられ力
画像を見る 19年の「R-1グランプリ」会見で粗品と並ぶおいでやす小田

 

「小田さんの持ち味はシンプルな言葉を大声で怒りながらツッコむ“キレ芸”。千鳥のノブさん(41)のように豊富なワードセンスによるツッコミとは真逆ですが、小田さんが大声でツッコむだけで現場では笑いが起きるんです。また小田さんが怒っていることそのものが笑いにつながるので、先輩・後輩問わずいじりたくなるような“スキ”の多さも魅力です。芸人に限らず、共演したアイドルや俳優の人も遠慮なくいじれるので、バラエティ番組では非常にありがたい存在です」(前出・テレビ局関係者)

 

そんな小田の魅力にいち早く目をつけていたのが、ダウンタウンの松本人志(57)だ。昨年5月放送の冠番組『松本家の休日』(ABC)に小田をゲストとして招くなど、ブレイク前から小田に注目していた松本。

 

昨年11月に小田が常連だった『R-1グランプリ』への出場資格を失った直後には、『ワイドナショー』(フジテレビ系)に小田を招待。番組では小田がネタを披露し、松本はじめ出演者は大爆笑。また「M-1」の決勝でも、ネタを終えた小田に「この後ルミネやろ?」といじり、小田も「あるか!!」と応酬し、その魅力をお茶の間に広めていた。

 

そして、小田への“危機感”を露わにする芸人も。“キレ芸”の先輩であるアンジャッシュ・児嶋一哉(48)だ。

 

2月17日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に児嶋がゲストとして登場すると、「大きい声出すのおいでやすと被ってるんで」とすかさずいじる松本。すると児嶋は「おいでやすのいじり方が昔の俺と一緒なんです! 昔僕に『なんかつけてるのなに?』『ピンマイクだよ!』みたいなボケを僕だけにしてくれてたのに、この前テレビ見てたらおいでやすにやってたんですよ!」と小田への“嫉妬”を冗談交じりに語っていた。

 

果たして、小田の“いじられ力”はポスト児嶋となるのかーー。

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