内野聖陽 コロナ休業中も続けていた84歳実母への贖罪介護
画像を見る 腕を支えながら母を介護する内野

 

■交際継続中の年下恋人も介護をサポート

 

だがそのいっぽうで、父の逝去後は親戚が寺を継ぎ、母は住み慣れた “わが家”から出ていかざるをえなかったのだ。

 

「複雑な思いがあったのでしょう。’10年、横浜市内のアパートで暮らしていたという実母は週刊誌の取材に対し、“家庭の事情もあるので、息子の俳優としての成功も喜べない”ということを語っています」(前出・芸能関係者)

 

’11年に内野は個人事務所を設立し、母を代表取締役に据えている。また横浜から呼び寄せ、自宅近所のマンションに住まわせるようになったが、それらも“贖罪”の一環だったに違いない。

 

歩行にも支障をきたすようになってきた母の介護をサポートしてくれているのが、’19年に交際が発覚した女優・小山あずさ(35)。

 

彼女を知る舞台関係者によれば、

 

「頭がよく、所属事務所のHPには首都大学東京大学院在籍時に、“抗菌ペプチド遺伝子の分子進化について研究し、論文を発表”したことも記載されています。

 

最近ではドラマ『24JAPAN』(テレビ朝日系)にも出演しました。趣味は料理で節約家という家庭的な一面を持っています。内野さんもお酒が入って上機嫌のときには、『彼女が作ってくれるごはんがおいしいんだよね』と、のろけることもあるそうです」

 

内野は前出のコロナからの回復メッセージで、次のような一文も掲載している。

 

《罹患でご心配ご迷惑をおかけした分、健康に生きる喜びを込めて、演技者としてまた溌刺と現場で恩返しできたらと思っております》

 

演技者として、そして一人息子として、内野の“恩返し”の日々は続いていく。

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