内野聖陽 コロナ休業中も続けていた84歳実母への贖罪介護
画像を見る 内野の自宅に向かう17歳年下恋人の小山あずさ

 

■実家の寺を継がなかった内野の“負い目”

 

コロナ感染後も、自宅療養によって回復は順調だったようだが、実は“自分のカラダ”より心配なことがあったという。

 

「80代のお母さんのことです。内野さんが住んでいる一軒家から車で2~3分のところにあるマンションで一人暮らしをされているのです。この数年で急に足が悪くなったそうで、介護も必要な状態になっています。重くてかさばる生活必需品などは、内野さんが運んであげていたようです。コロナ療養でそれもできなくなってしまい、内野さんとしては気が気でなかったのではないでしょうか」(内野を知る舞台関係者)

 

6月までは『おかえりモネ』の撮影スケジュールもなく、“休業中”となっていた内野は自宅療養期間が解除されると、すぐに母のために動きだしたのだ。

 

冒頭のように本誌が内野と母親を目撃したのは、彼が回復のコメントを発表した翌日夜のこと。

 

車で母を自宅に連れてきた内野は“病み上がり”のせいもあるのか憔悴しているようにも見え、食料が入っていると思われるビニール袋を手に提げていた。親子水入らずで夕食をともにした後、内野は母をマンションへと送っていったのだ。

 

車の乗り降りを手伝ったり、腕を貸してともに歩いたりする姿からは、内野の年老いた母への深い愛情といたわりが伝わってきた。

 

「横浜にある曹洞宗の古刹の住職を務めていたお父さんが亡くなったのは’02年ごろです。母一人子一人ですが、内野さんはお母さんに対して“負い目”のような感情を抱いているようです。

 

1つは、孫に会わせてあげられないこと。内野さんのお子さんの親権は’11年に離婚した一路真輝さんが持っています。もう1つは、俳優になるという夢をかなえるために実家のお寺を継がなかったことです」

 

いまや誰もが知る人気俳優となった内野だが、かつて家族はその進路に猛反対していた。

 

’06年に内野は本誌の取材に対して、その心情を明かしている。

 

「跡を継がなかったのは、役者の道を歩みたいからです。もちろん最初に反対はありました。今はすべてきちんと、檀家さんに対しても僕の気持ちをお伝えして、自分の道を行くんだということで、ちゃんとやっております」

 

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