■点検に出した複数の送迎車からGPS機器が…
「事務所の駐車場に黒いプラスチックの物体が落ちていて、調べたところGPSだと判明したそう。それを受けて、“そういえばタレントが乗っていない状態の車の移動先にもファンがいたことがあって不思議に思っていた”という一部のマネージャーの証言も出てきたそうです。
そこで思い当たる節がある車は、点検に出すことになった。結果、複数の車にGPSが取り付けられているのが見つかったのです。それが関ジャニ∞とHey! Say! JUMPのメンバーの送迎車でした」(前出・芸能関係者)
現時点でも犯人はわかっていないという。
「コインパーキングなどに駐車することもありますから、そういうときに狙われたのかもしれませんね」(前出・芸能関係者)
GPSの悪用といった迷惑行為を繰り返す“やらかし”は、ストーカーさながらだ。
タレントたちは我慢するしかないのだろうか――。事務所関係者によると、限度を超えた“やらかし”に事務所は厳しく対処していく方針だという。
「事務所サイドとしても、一部の度を越えた方々については非常に困惑しています。あまりに悪質なケースに対しては通報することもあります。断固たる措置を取らざるをえないのが現状です」
今月18日には、改正ストーカー規制法が衆議院本会議で可決、成立した。
「改正法では、相手の車などに無断でGPS機器を取り付ける行為や、スマートフォンのアプリを通じて位置情報を取得する行為も規制の対象になりました。こうした行為を繰り返せば、逮捕などの摘発の対象となります。改正法は今年8月にも全面的に施行される見通しです」(全国紙社会部記者)
度重なる迷惑行為に耐えてきた大倉らジャニーズタレントたち。法改正によって、心置きなく活動できるよう、事態が改善されることを祈るばかりだ――。