■『直撃!シンソウ坂上』と『ダウンダウンなう』はレギュラー終了
今回の番組打ち切り話は、フジの現状を象徴していると明かすのは、別のフジテレビ関係者。
「数年来の業績不振のため、11月25日に、勤続10年以上の50歳以上の社員の希望退職者を募集しました。6月に新社長に就任した金光修氏は西武百貨店からの転職組。生え抜きのテレビマンではないため、コスト重視主義です。
現在の社員数は1千300人で対象となる社員は300人前後。4年前に希望退職を募ったとき辞めた社員は5人ほどでしたが、今回は退職金の上乗せ額と再就職支援が手厚く100人ほどの社員が会社に問い合わせていると聞いています」
経費削減のため、番組制作費も年々下がっているという。そこで局が“リストラ対象”と考えた一人が、どうやら坂上のようなのだ。
「一時は4本のレギュラー番組を持つフジの“功労者”でしたが、昨年9月に冠番組『直撃!シンソウ坂上』が終了し、特番化。『ダウンタウンなう』も今年3月で終了。後継番組『人志松本の酒のツマミになる話』には坂上さんは出演していません。
また、’17年からMCを務めていた番組改編期のドラマ番宣特番『FNS番組対抗!オールスター春(秋)の祭典』も昨年3月に終了して、バナナマンさんの『お宝映像アワード』に変更になりました」(前出・フジテレビ関係者)