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「本当にみなさん、お寒い中、申し訳ありませんでした。ありがとうございます」

 

12月21日、涙を堪えながらこう声を絞り出したのは松田聖子(59)。同日、札幌市内の斎場で一人娘の神田沙也加さん(享年35)に最後の別れを告げた。その後、元夫の神田正輝(71)と揃って記者会見に臨んだのだった。

 

「聖子さんは沙也加さんの訃報を知った際、人目もはばからず号泣したと聞いています。予定されていたディナーショーは全て中止となり、紅白歌合戦の曲目は未定とされました。気丈に会見に臨まれましたが、今は人前に立てるような精神状態ではないはず。ご両親の深い悲しみは計り知れません……」(スポーツ紙記者)

 

沙也加さんは正輝と聖子という芸能界きってのスター同士の子とあり、聖子の妊娠当時から大いに注目を集めていた。

 

聖子は安定期に入った’86年6月、『さんまのまんま』(関西テレビ)に出演し、明石家さんま(66)と生まれてくる赤ちゃんの話に花を咲かせたこともあった。

 

松田聖子 紅白でデュエット、愛を曲に込めたことも…音楽でも繋がった沙也加さんとの軌跡
画像を見る 90年の映画『どっちもどっち』で共演した明石家さんまに寄り掛かる聖子

 

「当時、聖子さんは妊娠5カ月。さんまさんは『男の子か女の子か当てる!』と言って、聖子さんのお腹をさする一幕もありました。聖子さんは始終、幸せそうな笑みを浮かべて歓談していましたね」(テレビ局関係者)

 

この番組収録後、記者会見に臨んだ聖子は“胎教に気をつけている”として次のようなエピソードを明かしていた。

 

「きれいなものを見たときは“きれいね”とか、美味しいものを食べたら“美味しかったわね”とか、お腹の赤ちゃんに話しかけるようにしているんです」

 

歌手である聖子は、同じように音楽を沙也加さんに聞かせて過ごしたという。

 

「聖子さんは当時、お腹の中の赤ちゃんに好きな歌を歌って聞かせていたと語っていました。他にもホイットニー・ヒューストンやプリンスといったお気に入りの楽曲を、家で流していたそうです」(芸能関係者)

 

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出典元:

WEB女性自身

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