今年デビュー40周年を迎え、再始動への意欲を見せていた中森明菜(57)。しかし、ファンのある行動に頭を悩ませているようだ。
’17年のディナーショーを最後に公の場には一切姿を見せていなかった明菜だが、今年8月末に新たな個人事務所「HZ VILLAGE」を設立すると再始動を宣言。ファンの注目を集めたものの、今後の具体的な活動に関しては言及されないまま年末を迎えてしまっていた。
そんななか、クリスマスイブの12月24日、明菜からファンに“クリスマスプレゼント”が。公式サイトが更新され、新しいファンクラブ「ALDEA」の設立が発表されるとともに、明菜からのメッセージが掲載されたのだ。
《40年の節目に、何がみんなの幸せにつながるのだろう? 何がみんなに受け入れられるのだろう? 何がみんなにとっての正義なんだろう? と、今のわたしに何ができるのかを日々考えてきました。すぐに正解を求めようとするわたし。自分で答えを出すことに覚悟が必要でしたが、私はこの道を選びました。だからこそ、私もみんなの選んだ道を尊重したいと思っています。すべてはあなた次第。すべては「自分」から始まる、と今はそう信じています。》
このようにコメントし、復活への覚悟を示した明菜。しかし同時に、ニュースページにはスタッフ名義でファンの行動にくぎを刺す文章も投稿されていた。
《現在、ファンのみなさまからファンレターやプレゼントを受け取る体制を用意しておりません。そのため、会社宛にお送りいただいても中森明菜自身は受け取れず、また返送対応もできませんので、あらかじめご了承ください。受け取る体制が整い次第、またご案内させていただきます。》
事務所宛てに送られてくるプレゼントやファンレターは“明菜に届かない”と明言。そのうえで、過激なファンの行動に悩んでいることを明かした。
《また、会社及び当社の提携委託先へのご訪問もご遠慮いただくようお願い申し上げます。すでにいくつかの訪問があり、スタッフならびに近隣の方にご迷惑をかけている状況です。》
つづけて、このような行為は今後の活動の妨げになりかねないとも警告。事務所等への訪問を自粛するよう求めた。
《このような状況が続きますと、会社を移動することになり、当社ならびにファンクラブの運営にもネガティブな影響が出る可能性がありますので、何卒ご理解をいただけますと幸いです。》
明菜の今後の活躍も「すべてはあなた次第」。静かに見守ることも、必要なのかも。