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「私は命を絶とうとも思いました。一生分の涙を流したぐらい立ち上がれませんでした。地獄に落ちたようでした。しかし立ち上がって戦うファイティングポーズをとったんです」

 

12月15日、都内で会見を開いた松居一代(60)はそう語った。船越英一郎(57)との“離婚騒動”勃発から5カ月。13日に行われた調停で合意に達し、ついに離婚が成立したのだ。会見で松居は詳細について明言を避けながらも「財産分与はなかった」と告白。夫妻の自宅は、船越の持っていた所有権(建物の5分の1)を松居が買い取る形で決着したという。

 

本誌は松居のこれからについて聞くべく、彼女のもとへと向かった。13日の調停では、赤いシャネルのジャケットを着ていたことも報じられていた松居。それは、彼女の“決意”の現れだったという。「13日は出かける時点ですでに離婚が成立すると考えていたのですか?」と問いかけた記者に、松居は言葉を選びながらも少しずつ語り始めた。

 

「もちろんです。だから真っ赤な服だったんですよ。『勝ちにいくぞ』『相手をねじ伏せるぞ』という覚悟で臨みました。出かける前に『勝ってきます』と神棚に手を合わせてね」

 

だが、なぜこのタイミングだったのだろうか。記者がその理由について聞くと、「マツイ棒」で知られる“お掃除のプロ”らしい返事が返ってきた。

 

「もう師走でしょ。大掃除を始める時期です。だから、私も“人生の大掃除”をしたんです。写真だって1枚も残すつもりはありません。今後、燃えるゴミとして出しますよ!私はもう未来に向かっています。ずっと前を向いているので、過去のことは必要ないんです」

 

会見でも船越にかける言葉を聞かれ「大っ嫌い!」と答えていたが、すでに未練はないようだ。松居は、これまでの結婚生活についてもこう振り返った。

 

「結婚して17年、付き合っていた期間を含めると22年。サスペンスドラマが放送される際は視聴率を上げるべく、2千人にハガキを書きました。船越のドラマ宣伝ビラを作って、新幹線で移動する際に車内の乗客全員に配ったりもしました。その甲斐あって彼を“サスペンスの帝王”と呼ばれるまでに押し上げることができた。妻として悔いはありません」

 

今年7月からYouTubeでアップした船越への糾弾動画は合計1千万回以上再生され、話題を呼んだ。また8月には福岡県を訪れて九州北部豪雨災害のボランティアにも参加してきた。そんな彼女はこれから、どこへ向かおうとしているのだろうか?

 

「たとえ芸能活動ができなくても私には投資があります。投資家の間では“神”といわれているんです。今年、私は還暦になりました。還暦は人生をリセットするのに最適な時期。未来に向かって羽ばたいていきたいです。私の明るい未来はもう始まっているんですから」

 

離婚は成立したものの、船越の所属事務所から訴えられた名誉毀損裁判は決着していない。それでも、彼女は前を向いてこう語る。

 

「私の目標は100歳まで元気に生きること。つまり、成人式があと2回もあるんですよ。今から“素敵な40年”を切り開いていきたいと思っています」

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