「未来に“音の灯”を」ステージ4のピアニスト・竿下和美さんが患者として治療中の病院で無料コンサートを開始
記事投稿日:2025/07/20 11:00 最終更新日:2025/07/20 12:33
子どもたちが「第九」のドイツ語合唱に慣れ親しめるように声かけする竿下さん。その活動が自ら治療を受ける病院で演奏する「音の灯コンサート」につながった(撮影:塩川真悟)
【前編】「今年も第九に挑む」“余命1年半”ステージ4のピアニスト・竿下和美さんが「わくわくしている」最大の理由から続くピアニストの竿下和美さん(50)は第九コンサートを’22年の年末から主催するNPO法人の理事長も務めていた。しかしその翌年、彼女は病魔に襲われた。ステージ4の肺腺がんで1年半という余命宣告を受けたのだ。それでも彼女は「人生わくわく」しているという。昨年末...