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トム・クルーズとブラッド・ピットが美しい吸血鬼を演じた『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の公開から20年。耽美的な描写で多くのファンを獲得した本作の世界が、ついに銀幕に戻ってくる。

 

 『インタビュー〜』の原作はアン・ライスの小説『夜明けのヴァンパイア』。その後シリーズ化され、一連の作品群は『ヴァンパイア・クロニクルズ』と呼ばれている。The Wrapによると、このシリーズの権利を米ユニバーサル・ピクチャーズが獲得したという。プロデュースは『アポロ13』や『24 -TWENTY FOUR-』を手がけたヒットメーカー、ブライアン・グレイザーが務め、『アメイジング・スパイダーマン2』のアレックス・カーツマンとロベルト・オーチーという近年のハリウッドを代表するクリエイター2人が製作に携わる。

 

厳密に言えば、『インタビュー〜』の続編に当たる作品は2002年に公開されている。タイトルは『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』。一作目でトム・クルーズが演じたレスタト役はスチュアート・タウンゼントに引き継がれ、今は亡きアリーヤがヴァンパイアの女王を熱演したが、3500万ドルの製作費に対して米国内での興行収入は3033万ドルにとどまった。二作目までは米ワーナー・ブラザースが製作していたが、続編の失敗で権利を手放したのだろう。

 

今回、新たに作られる作品がリメイクであるのか、続編であるのかという点についてはまだわかっていないが、映画情報サイトComingsoon.netは「リメイクの可能性が高い」と予想している。

 

また、小説『ヴァンパイア・クロニクルズ』の最新作も米国で今秋発売予定だ。

 

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