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「アイドルのプロデュース業はすごく楽しいです。でも、その反面、自分が選んだ人たちの人生のためにもっと頑張らなきゃいけないとも思っています。やっぱり、11人にもなると大変なんですよ」

 

自身がプロデューサーとして指揮を執る日韓合同アイドル育成プロジェクト『G-EGG season1』を2年前に発足させたSUPERNOVA(超新星)のユナク。メンバーの選抜を経て、昨年11人のボーイズグループ「NIK」(ニック)を韓国と日本でデビューさせた。

 

「プロデューサーとしての経験から得たことは、人から褒められもすれば、そうでないこともある。どんなふうにでも評価される立場になるというのは、いい刺激になります。闘争心も生まれたり。本当、勉強になります」

 

韓国のサバイバル・オーディション番組が日本にも輸入され、いまやオーディションプロジェクトは群雄割拠の戦国時代。現在の日本のオーディション番組の隆盛について、ある種の懸念もあるという。

 

「『PRODUCE101』が日本で展開され、大きな盛り上がりを見せましたよね。そのほかのオーディションプロジェクトもまだまだ流行すると思います。

 

韓国の場合は、既に練習生の期間がある人が多いですけど、日本の場合、そういう人が少ないですよね。一般人だった人がいきなりスターになっちゃうんだから、人生が大きく変わります。僕も身をもって実感していますが、この世界ってそんなに甘くない。

 

視聴者参加型のオーディション番組の場合、デビューする人が投票で選ばれるシステム。ちゃんと実力のある人が評価されるならいいんですが、カッコいいから、性格がよさそうだから、という理由だけで票が入っちゃうんだとしたら、それはちょっと違うなあって。

 

K-POPがブームになった今だからこそ、実力重視というところを絶対大事にしていくべきだなあと思っています」

 

BTSやBLACKPINKなどの活躍もあり、世界から熱い視線が注がれているK-POPの強さについてどう見ているのか。

 

「めちゃくちゃクオリティーが高いですよ。楽曲はもちろん、歌も、ダンスも、クオリティーに対するこだわりはものすごく強いと思います。BTSにしても、クオリティーを追求し続けてきたからこそ、世界のトップに立つまでの実力につながったんだと思います」

 

ユナク自身も2月16日にソロアルバムをリリース。さらに、リーダーを務めるSUPERNOVA(超新星)は9月で日本デビュー13年周年を迎える。これほど長く日本で活動を続けてこられたのは、「ファンの人たちの力」とユナク。今後の目標について聞いた。

 

「13年なんて、本当長くなりましたね。これもMilky(SUPERNOVA(超新星)のファンクラブの名称)がずっと僕らと一緒にいてくれたおかげです。本当ありがたいですね。Milkyがいてくれる限り、できるところまでやっていきたいという思いは今後も変わらないです。

 

ただ、メンバーも30代で、彼らにも自分の人生がある。正直、先のことはわかりませんけれど、それぞれのソロ活動も頑張ってほしいと心から思っているんですよ。そして、待ってくださっているMilkyのためにも、1日も早く日本でSUPERNOVA(超新星)のライブができることを願っています」

 

(撮影:夛留見 彩)

出典元:

WEB女性自身

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