■旧華族の親睦団体は“お相手情報”の宝庫
具体的には旧華族の親睦団体である「霞会館」も“周辺の1つ”だという。
「昭和のころですが、女性皇族のご結婚相手のリストアップのために、宮内庁宮務課の課長が、霞会館の会員名簿を広げてチェックしていた姿を目撃したこともあります。
霞会館の歴代事務局長は、宮内庁の課長経験者が務めています。“情報の宝庫”であることは間違いありません。また旧華族出身者のなかには、『あの家には、年ごろのお子さんがいる』といったことに詳しい人もいるのです」(前出・宮内庁関係者)
そして、ある霞会館の関係者は本誌にこう証言する。
「愛子さまのお相手については霞会館内でも、『どなたなら務まるのか』と、かなり真剣に“検討”が続けられています。以前には、幕末に活躍した大名・島津久光の流れをくむ玉里島津家のお子さんのお名前が挙がったことがありました。学習院ご出身で、愛子さまより9歳年上、温和なお人柄との評判でした」
賀陽家の兄は早稲田大学政治経済学部卒業、弟も同大学の理工学部卒業だが、2人とも高等科までは学習院に通っていたという。教育環境という共通点があり、皇族という存在を幼少期から知る機会もあるため、学習院出身者が“お相手候補”として俎上にのぼることは多い。
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