「2023年は、愛子さまのご成長に驚かされてばかりの1年間でした」(皇室ジャーナリスト)
まずは1月2日の新年一般参賀。3年ぶりの開催におめでたい雰囲気が漂う中、一番のサプライズは愛子さまが出席されたことだ。薄水色のドレスをお召しになった愛子さまは、一礼してからお手振りを始められた。
「堂々とした立ち振る舞いで、立ち位置のトラブルがあっても、秋篠宮さまに落ち着いて声を掛け、対処されていました」(前出・皇室ジャーナリスト)
22歳のお誕生日に宮内庁が公表した文書によると、
《新年の諸行事として、3年ぶりに再開された一般参賀に初めてお出ましになりました。天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下お始め皇族殿下方とご一緒に、計6回お出ましになりました。最初は緊張されたそうですが、徐々に場の雰囲気にも慣れてこられ、無事に終えられたことに安堵されていたご様子でした(後略)》
と、緊張されながらもご立派に務められていたことが伺える。
5月には、東京・日本橋の高島屋で即位5年と結婚30年を記念した特別展をご一家でご覧に。
「婚約会見で雅子さまが召されたワンピースの説明を受け、愛子さまが『(当時のプロポーズを)再現してみて』と天皇陛下にお茶目におねだりする場面がありました。陛下は苦笑いされていましたが、両陛下ゆずりのユーモアに脱帽です」(前出・皇室ジャーナリスト)
髪を切り、歯列矯正も進んで、“ますますお綺麗になられた”と話題になった8月の那須ご静養でも、愛子さまの存在感は増していた。
「JR那須塩原駅で、お出迎えに集まった方々と交流されたときのこと。雅子さまが花壇に足をとられ、つまずかれてしまいました。この突然のハプニングに、愛子さまはすぐさまご対応。真っ先に手を差し伸べ、雅子さまを支えられました」(前出・皇室ジャーナリスト)
那須どうぶつ王国では、大きな蝶ネクタイをつけられて、施設関係者やご両親を楽しませる愛子さまを本誌が目撃。雅子さまが60歳のお誕生日にあたって公表されたご感想にも、
《まだあどけないところも残る愛子ではありますが、いろいろな時に私たちを助けてくれるようにもなってきたと感じます》
と記されているほど、愛子さまのお気遣いが光っているようだ。
お出ましの際には、積極的にお声がけされる姿もよく見受けられた。
「春と秋に、宮内庁楽部による雅楽演奏会をご鑑賞。愛子さまは説明者に何度も質問されながら、眼鏡をかけて、真剣に舞台をご覧になっていました。
11月21日には、ご一家で東京国立博物館の『やまと絵』の特別展を訪問されました。およそ2時間にわたるご鑑賞のなか、卒業論文の提出を控えていたこともあり、愛子さまは使われている絵の具や構図などについて熱心に尋ねられたそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)
単独ご公務デビューにも期待が高まる愛子さま。2024年はさらに活躍されることだろう。