2月23日、65歳のお誕生日を迎えられた天皇陛下。それに先立ち20日には、皇居・宮殿で恒例の記者会見に臨まれていた。
皇室担当記者は言う。
「『私と雅子は、今後とも国民の幸せを願い、二人で協力しながら務めを果たしていくことができればと思っております』『雅子と一緒に散策をしたりするなど…』というように、お言葉の端々に、常に雅子さまと共にありたい、というお気持ちがにじんでいました」
今年も皇室の方々は、世界各地に赴かれる。
「天皇陛下と雅子さまは、7月にモンゴルを公式訪問される方向で調整されています。また6月には、佳子さまがブラジルを訪問される予定です。
雅子さまも外国への公式訪問に赴かれるまでに回復されましたが、一点気になるのは、長い期間、海外への私的なご旅行の機会がなかったことです。天皇ご一家は’06年8月にオランダで静養されていますが、それ以来約19年間、雅子さまは私的な旅行はされていません」(前出・皇室担当記者)
2月26日から秋篠宮さまは、2泊3日でタイを私的に訪問される。ナレースワン大学から畜産学の名誉学位を授与されており、授与式に出席されるためだという。秋篠宮さまはこれまでも、何度かタイやラオスなどを研究旅行されている。皇室の方々であっても、海外への私的なご旅行は、けっして珍しいことではないのだ。
「’02年に美智子さまは、『国際児童図書評議会創立50周年記念大会』に同大会の名誉総裁として出席するため、スイスを私的に訪れられています。
紀子さまは’18年に、『第49回肺の健康世界会議』へ出席されるためにオランダを訪れられていますが、宮内庁によれば“ご旅行”という扱いでした。また’19年には秋篠宮ご夫妻と悠仁さまがブータンを旅行されています」(前出・皇室担当記者)