「次の天皇は愛子さましかいない」“上皇さまの従弟”元皇族(81)が高市政権の“養子案”を完全否定…「ご子孫が即位されていく形でもいい」と女系も支持
画像を見る 日本フィルハーモニー交響楽団の創立70周年記念の演奏会に臨まれた愛子さま(写真:JMPA・2026年6月22日)

 

■単に“天皇の子孫”では皇族にはなれない

 

その後、朝宏さんは学習院大学理学部で物理学を学び、卒業後は日立製作所に入社。技術者として定年で退職するまで勤めあげた。

 

「日立に入社した当時、誰も私のことを元皇族と認識していませんでした。同じ職場に配属された同期の13人はみんな元気で、今でもたまに集まります。みんな分け隔てなく付き合ってくれています。そのように生きてきたこともあり、私はいまさら皇族に戻りたいとは思えないのです」

 

本誌が朝宏さんへのインタビューを行った6月30日、政府は皇室典範の改正案を閣議決定した。結婚後の女性皇族の身分保持案、そして国民の反発が根強い旧宮家の男系男子を養子縁組で皇族にする案が現実となろうとしている。

 

しかし養子案について、朝宏さんは明確に異論を呈している。

 

「私も含めた元皇族は約80年、一般人として生きています。そうでない旧宮家の方々も、一般人として育ち、それぞれが人生の夢を抱いて生きてきたはずです。天皇の血を引く男系男子だから、という単純な話ではありません。皇族として生きることは、相当な覚悟が必要なのです。

 

戦争に負け、昭和天皇はマッカーサーに“自分の命をあなたに捧げるから、日本人を大事にしてほしい”ということをおっしゃった。いまそのような覚悟がある人が、一般国民として生きてきた旧宮家の子孫たちにいるのか、私には思い浮かびません」

 

次世代を担う皇族が減少する現状は、皇位継承のあり方に対しても国民的な関心を高めている。一方で高市政権は、養子案の成立に固執し、“皇位は男系男子に限る”という姿勢を頑なに崩さない。

 

だが朝宏さんはこう断言する。

 

「私は、愛子さま以外に天皇になる方が思い浮かびません。たとえ女子であっても、皇位は天皇皇后両陛下のお子さまが継がれるのが正当だと思います」

 

そして、こう続けるのだ。

 

「具体的にどうなったら即位されるのかということは考えていませんが、私は次の天皇は愛子さましかいらっしゃらないと思います。愛子さまは天皇にふさわしい雰囲気、資質をお持ちになっていると考えるからです」

 

愛子さまがそう運命づけられていると、朝宏さんが確信にいたったのには、ある出来事があった。現在朝宏さんは、学習院初等科の同窓会組織にあたる「初等科桜友会」の会長を務めている。

 

6月13日、愛子さまは同会の懇親会に出席されているが、じつは朝宏さんの招待で実現していた。

 

「侍従さんに連絡し、おいでいただきました。愛子さまのお話しぶりは優しく、魅力を兼ね備え、オーラが輝くような方に成長されたとあらためて感じました。

 

この集まりでとても感銘を受けたことがあります。関係者が持っていたA4くらいの紙には、その日の行動がびっしりと書かれていたのです。何時何分にどこに行き、何時何分に階段を上り、何時何分にお友達とお話しする……という分刻みの予定が記されていたのです。

 

他人が立てた計画を守っていらっしゃる。愛子さまはすごいなと素直に思いました。はたして養子に入った方は、今後そういう道を一生歩めるのでしょうか。そうした生き方は、幼いころから学ばれていなければできません」

 

また愛子さまが学習院の人々との絆を大切に思われていることも、朝宏さんにとっては重要なことなのだという。

 

「皇族と学習院は本来一体なのです。学習院は明治天皇が、皇族や華族の子女はここで学びなさいと設立したのです。

 

戦後、上皇陛下と天皇陛下、そして愛子さまは、一般国民とともに学習院に学ばれました。そこで、日本の心、日本人を大事に思う心が育まれたのだと思えるのです。

 

女系にはなりますが、愛子さまのような方が天皇になられ、ご子孫も即位されていく形でもいいと考えています」

 

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