■愛子さまとご子孫が即位されるためには
天皇陛下はオランダ・ベルギーご訪問に際しての記者会見で、
「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」
と、皇室典範の改正について異例ともいえる形で、お考えを示されたおことばを述べられている。
「そのおことばのとおりとしか言いようがありません。ただ、明治時代までは側室制度が機能していました。男系男子に限る皇統の維持は、そうした制度がない現代では、私個人は続けていくことは難しいと思います」(朝宏さん)
朝宏さんをはじめ国民の思いとは逆に、政治は象徴天皇のあり方をゆがめようとしている。静岡福祉大学名誉教授で、歴史学者の小田部雄次さんはこう語る。
「昭和天皇はいわゆる『人間宣言』で、天皇と国民は『神話と伝説』ではなく、『終始相互の信頼と敬愛に依りて』結ばれていると述べたように、それが戦後の象徴天皇制の基本的なあり方となっていることは言うまでもありません。
実証史学の立場からも根拠がないとされる“男系男子論”に、政治家は拘泥するべきではありません。皇位継承の安定のため、女性天皇・女系天皇を実現する議論を先にするべきですし、この“女性・女系”容認論は世論の支持も高い状況です。
一時の政権与党の数の論理で拙速に改正を推し進めれば、将来に禍根を残しかねません。総選挙を経て民意を確認することや、国民投票という形も、一つの道だと思います」
元皇族であり、上皇さまの従弟が確信する「愛子天皇」の未来。それを現実とするためには、国民がともに切り拓いていく覚悟が必要なのかもしれない。
画像ページ >【写真あり】雅子さまから引き継がれた“新婚時代のスーツ”をお召になる愛子さま(他29枚)
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