愛子さま アジア競技大会もご観戦へ!シンガポールご訪問でも向き合われる“日本の負の歴史”
画像を見る 都内で開かれた「ラオスフェスティバル2026」に出席された愛子さま(写真:JMPA・2026年5月23日)

 

■痛ましい歴史を刻む慰霊碑にも

 

上皇さまから受け継ぐ“戦争の記憶”もあれば、雅子さまの実父・小和田恆さん(93)から学ばれた教えもあるという。

 

「小和田さんは外務事務次官などを歴任し、長年日本の外交をリードしてきた外交官の一人として知られています。近年になって日韓の請求権問題や、昨年9月には日本記者クラブが主催する特別企画で、米国の外交姿勢を批判しながら、先の戦争における“加害”について言及したのです。

 

戦後日本は、米国の顔色をうかがいながら、その軍事力によって守られ、経済大国の道を突き進みました。外務省では中心的な立場にあった小和田さんが、戦後80年に日本外交を顧みる発言をしたゆえに、注目が集まったのです。

 

お父さまを尊敬されていた雅子さまもその思いに共感されていたそうですし、折々の挨拶で小和田さん夫妻が御所にいらした際にも、愛子さまは小和田さんのお考えに接してこられたと聞いています」(前出・宮内庁関係者)

 

昨年はラオスを訪問された愛子さま。そして今年11月、日本との外交関係樹立60周年を迎えたシンガポールを訪問される。だが戦時中、日本軍は同国で4万人以上とされる中国系住民を殺害した事件を起こしていた。

 

「こうした悲しい事件があるがゆえに、2006年に天皇皇后として初めて、上皇ご夫妻が同国を訪問された際、上皇さまは晩餐会で『苦難を受けた人々のあったことを忘れることはできません』と述べられています。しかし反日感情を抱くシンガポール国民が少なからずいたために、両国は歴史を想起させるご訪問先を日程に組み入れなかったと伝わります」(前出・皇室担当記者)

 

戦後の日本とシンガポールは、経済関係を基にして友好を深めてきた。前出のつげさんは、愛子さまのご訪問が、両国の未来を切り開くうえで重要な意味を持つとし、こう続ける。

 

「痛ましい事件を悼むため、シンガポールの官民共同で、『血債の塔』とも呼ばれる慰霊碑を建てています。もし愛子さまによるこの碑のご供花とご拝礼が実現すれば、シンガポールの人々への敬意をより示すことができます。過去の不幸な歴史と向き合いながら、よりよい両国の未来を切り開くうえで、象徴的な出来事となるでしょう」

 

平和の祭典であるアジア競技大会。そしてシンガポールご訪問。二人の祖父の訓示を胸に、愛子さまは“負の歴史”から逃げることなく、未来を切り開く挑戦に臨まれようとしている。

 

画像ページ >【写真あり】《フェルメールとリンクコーデ》「水色×白ドットワンピース」姿の愛子さま(他18枚)

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