「天皇ご一家は、9月26日土曜日の午後、東京都内のホテルをお忍びで訪問されました。『日本臨床獣医学フォーラム』の年次大会に参加されるためでした」
そう語るのは、皇室担当記者。
日本臨床獣医学フォーラムは、獣医学の発展を目指し、獣医師や愛玩動物の看護師、トリマー、一般市民などを対象としたセミナーやイベントを開催している団体だ。
今回、ご一家が参加されたのは、『伴侶動物が人や社会にもたらす恩恵』というタイトルのプログラムだった。“伴侶動物”とは、人間と生活をともにする動物を家族やパートナーとする考え方だ。
「国立環境研究所主任研究員の谷口優氏が講師を務めて、伴侶動物との暮らしと健康長寿との関係などについて紹介したそうです」(前出・皇室担当記者)
谷口氏に取材を申し込んだところ、次のような回答が。
「天皇陛下、皇后陛下、愛子内親王殿下には、例年どおり熱心に聴講いただき、その後、多くのご質問をいただきました」
天皇ご一家、特に雅子さまは長年、日本臨床獣医学フォーラム年次大会での“お忍び聴講”を続けてこられた。
前出の皇室担当記者によれば、
「最初に聴講されたのは’04年9月、テーマは聖路加国際病院が取り組んでいた、患者が犬とふれあうことで心身を癒す、セラピー犬の活動についてでした。
強い感銘を受けられたようで、雅子さまは、それから5カ月後の’05年2月に同病院で実際に活動を見学されています。それ以降、日本臨床獣医学フォーラム年次大会での聴講を毎年のように行われるようになりました。
当時の雅子さまは、適応障害の症状に苦しまれていました。アニマルセラピーの活動に携わることは、雅子さまご自身の支えにもなっていたのでしょう。愛犬のピッピ、のちには由莉をセラピー犬として、ごいっしょに病院に足を運ばれるようになったのです」
雅子さまが目指されている“人間と動物の共生”。その活動の背中を押してくれている人物がいるという。
