水道水で目を洗いすぎると角膜を傷つける恐れも!花粉シーズン目前に医師が警鐘
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■目にNGな行動の数々! 対処法を見直して

 

【2】かゆみで目をゴシゴシこする

 

強い力で目をこすりすぎると、網膜剝離や白内障になることも。

 

【3】充血を解消するため市販の目薬を常用している

 

「目が充血してしまい、充血を取るための目薬を使う人も多いと思いますが、市販の目薬の常用も避けたいことのひとつです。市販の目薬には血管収縮剤が入っていて、これで一時的に白目を白くしますが、常用すると反対に血管が拡張し増殖してしまい、逆に目が血走ったようになってしまいます。目がかゆいときも、医師の診察を受けましょう。市販の目薬には保存剤が多く含まれていて、これも常用すると角膜障害を引き起こす恐れがあります。眼科で処方される目薬は保存剤が少なく安心です。また、花粉症の治療では、かゆみなどの症状に応じて薬を変えるので、医師の指示にしたがって薬を選択することが大事です」

 

【4】コンタクトで眼球を守れていると思っている

 

コンタクトレンズには花粉などのアレルゲンが付着しやすく、花粉症のリスクが高まるので、花粉の飛散量が多い時期はメガネを使用したほうが無難という。どうしても使用したいときは、装着は短く、最長でも8時間以内に。長くつけると涙の酸素不足で角膜障害を起こすので気をつけたい。

 

【5】ドライアイを放置してしまう

 

「上下のまぶたの縁の内側にあるマイボーム腺に皮脂が詰まり、角膜油分が足りなくなると、ドライアイ状態になります。原因は老化だけでなく、特に女性はメークなども原因のひとつ。メークの汚れなどでマイボーム腺がかたくなったり詰まったりすると脂質の分泌が妨げられ、目の表面をなめらかに保てなくなります。マイボーム腺の詰まりの原因になるアイメークは控えるようにしましょう」

 

目を見開くスマホの見すぎもドライアイや疲れ目を招きやすく、目が疲れたら、遠方を見たり、ホットタオルなどで目を温めてリラックスしたい。目の血行がよくなり、緊張した筋肉がほぐれてくる。

 

花粉の本格的な飛散は、2月中旬から2カ月半ぐらい続く。正しい目のケアで、花粉症から大事な目を守ろう。

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