■秋の抜け毛対策に効く食べ合わせ9
【サンマ×牡蠣】
海のミルクともいわれ、豊富な栄養素が含まれる牡蠣だが、特に亜鉛は頭皮や髪の毛を作るタンパク質の合成に必要不可欠なミネラルで、抜け毛を防ぐ働きをする。秋が旬のサンマは良質なタンパク質も豊富。サンマに含まれるオメガ3脂肪酸には血流を促進する働きがある。
【なす×アルコール】
なすのアントシアニンには血流を促進し、抜け毛を防ぐ効果がある。抗酸化作用もあり、アントシアニンがメラニン色素を生成する働きを活性化する。みりんや酒などのアルコールと一緒に料理をすると効果が上がる。お酒と一緒に食べるのもよい。
【さつまいも×まいたけ】
さつまいもには糖質が、まいたけにはビタミンB群が豊富。さつまいもの糖質をまいたけのビタミンB²がエネルギーに換えて血行を促進するため、頭皮の環境を整えてくれる。
【干ししいたけ×タコ】
干ししいたけのビタミンDがタコの亜鉛の吸収を高めることで頭皮の健康が保たれる。ビタミンDは健康な肌を作る働きが。タコには髪の毛を作るタンパク質も含まれている。
【ピーマン×豚レバー】
ピーマンに含まれるビタミンCと豚レバーに含まれる鉄分を一緒に取ることで髪の毛の成分となるタンパク質の合成を高める。また、ピーマンにはビタミンB群の一種で髪や皮膚の健康を保つ働きをするビオチンも含まれている。
【りんご×大根】
大根の辛み成分のイソチオシアネートには血栓予防効果や血流促進効果があるが、その働きはりんごのポリフェノールにより活性化される。ただ、イソチオシアネートは加熱すると壊れてしまうので、大根おろしやたくあんなど、生の状態で取ること。
【柿×サバ】
柿に含まれるβカロテンの吸収が、サバに含まれるオメガ3脂肪酸により高まり、頭皮を健康に保てる。柿は食後のデザートとして食べるのがおすすめ。
【玉ねぎ×鶏肉】
玉ねぎの辛み成分である硫化アリルは血行を促進し、血液サラサラにする作用がある。この硫化アリルの吸収を高めるのが鶏肉に含まれるビタミンB群。頭皮の血流を促し、抜け毛を予防する。
【ナッツ×栗】
栗に多く含まれるビタミンCの吸収をナッツのビタミンEが助ける。ビタミンCが働くことでビタミンEの働きが高まり、頭皮の血行がよくなる。