「富士山は日本古来の自然エネルギーの象徴。周辺にもたらすパワーはケタ違い。陰陽道で気の流れを読むと、いまは富士山の西側。甲府から、富士宮、富士市方面によい運気が来ているのを感じます。この周辺の売り場がとくに注意ですね」

 

こう語るのは『熊川神社』(東京都福生市)宮司で陰陽師の北條宗親さん。’11年、岩手県『平泉』が世界遺産登録された際には周辺売り場の『宝くじ神社イオン一関CC』から、年末ジャンボ2等1億円が出て、“世界遺産効果”と話題になった。

 

「今年は当然、富士山の周辺売り場から『億』が出ると信じています」とは、静岡県富士市『富士ピアゴCC』の販売員・鈴木玲子さん。この売り場では’99年オープン以来、昨年まで『億』がなかった。なんとか大当たりがこないかと、彼女が招き猫にコスプレをさせたら、2本も億が飛び出す奇跡が。

 

「最初は昨年夏、ハッピと鉢巻きで夏祭り衣装にしたら、夏・キラキラくじで1等1億円、そして秋は紅葉狩りの衣装にしたら、オータム3.9億円。今回はもちろん、富士登山バージョンにしてみました」(鈴木さん)

 

同じく富士市の老舗売り場『市河たばこ店』は売り場の真後ろに富士山がそびえる。店主の市河俊作さんは、「富士山の世界遺産登録活動が始まった’92年に宝くじを入れる袋を『招福』の文字ものに変えたら、翌年、サマー、年末で連続『億』がきたんです。正式認定された今年も出そうな気がします」と意気揚揚だ。

 

「’02年に売り場の外装を青から蔵をイメージした白とグレーに塗り替えたら年末1等3億円。’11年に今度は黄色に塗り替えたら、また年末1等3億円。外装の塗り替えが億を呼ぶみたいなんです」と話すのは、’11年年末3億円、’12年ドリーム1.1億円と、最近絶好調の静岡市『ゆめや』の店主・齋藤進さん。正月には売り場の屋上から見える富士山に毎年、当せん祈願をしているという。

 

山梨県で昨年グリーン1等3億円を出した甲府市『イーストモールCC』。売り場の奥には、富士山2合目にある新屋山神社のお札が飾られている。

 

「富士山のパワースポットの中でも金運に効く最近評判のところ。じつは販売員といっしょに当せん祈願に行って、このお札をいただいてきたら、グリーン3億円がでたんですよ」(小西雄治店長)

 

この夏の観光客は例年の2倍近いと予想される富士山。あなたもその御利益にあやかってみてはいかが?

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