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「令和は、経済的な価値観が大きく変わる時代になるでしょう。経済は活性化しますが、今までのお金の稼ぎ方、守り方にこだわっている人は取り残されていくことになりそうです。ですが、時代の変わり目は自らの運気を上げるチャンスでもあります」

 

こう語るのは、古神道数秘術研究家の中井耀香さん。中井さんによると、令和は平成の延長ではなく、まったく異なる時代になるという。

 

「古神道数秘術を研究してきて、和暦には2つのサイクルがあることがわかりました。令和が属するのは、明治、昭和と同じ『9』のサイクル。いっぽう、平成が属するのは大正と同じ『10』のサイクルです」

 

古神道数秘術には、数霊という考え方がある。数字は人物や物事の本質を表すと考え、たとえば個人の運勢は、名前の画数や生年月日によって決まる「生命数」という数で占うことができる。和暦もまた、この数霊のサイクルによって支配されているという。

 

「奇数の9と陽数の10は、陰と陽であり、これが元号ごとに入れ替わりながら日本の歴史は続いています。9のサイクルのときは、戦争が多いものの経済活動が活発になり、物事の価値観に大きな変化がもたらされる。実際、昭和は第二次世界大戦による敗戦で苦しみましたが、戦後、高度経済成長期に国の経済は大発展しました。10のサイクルの時代は大きな戦争もなく比較的穏やかなときが続くものの、天災に悩まされます。大正と平成に起こった関東大震災、東日本大震災では甚大な被害がでました」

 

9のサイクルに属する令和は、戦争と経済的な変化に翻弄される時代になると考えられる。

 

「令和の戦争はネット上の“情報戦争”になるのでは。また、キャッシュレス化が進むなど、お金の概念そのものが変わる時代になるでしょう。情報を制する者が勝つ、そんな時代にお金を稼ぐのは年輩者よりも情報に敏感な若者。億単位の資産を持つ若者も珍しくなくなると思います。いつまでも古いお金の概念に縛られている人は、時代の急激な運気の変化に巻き込まれ、お金に困ったり、破産に至る恐れも考えられます」

 

そうならないために中井さんが提案するのが「お金と縁結び」だ。

 

「令和の本格的な始まりは、11月14日から15日にかけて行われる皇室の行事『大嘗祭』以降。この重要な儀式を経て、新たな御代が始まるのです。今、お金で苦労している人は、令和の時代が動きだす前に、全国にある白山神社を参拝しましょう。白山神社には、“菊理姫(くくりひめ)”という神様が祭られています。その名の『くくり』は『縁をくくる』という意味につながり、古来、縁結びの神様として慕われてきました。平成に結ばれた“お金の悪縁”をほどき、次の時代に良縁を結んでいただけるよう菊理姫にお願いするのです。参拝時は『お金の情報を運んでくれる若い人とのご縁をお願いします』など、具体的に願うと神様に伝わりやすいですよ」

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