2020年11月22日生まれの赤ちゃん(写真:アドベンチャーワールド/PR TIMES) 画像を見る

7頭のパンダが暮らすアドベンチャーワールド(和歌山県)で2020年11月22日、パンダの赤ちゃんが誕生した。アドベンチャーワールドのパンダは「〇浜(ひん)」と規則的に名づけられるのが恒例で、名前予想が盛り上がる。パンダ名づけといえばTBSアナウンサーの安住紳一郎さん(47)が強いが、筆者も予想に参加希望!

 

■いい夫婦の日にオスのパンダが誕生

 

父の永明は28歳と高齢だが、母の良浜(ラウヒン)との間に9頭の子をもうけている。ただ、パンダの繁殖には相性の良し悪しがあるとのことで、よほど永明と良浜の相性が良好なのだろう。このたび赤ちゃんが誕生した11月22日は「いい夫婦の日」で、永明・良浜の夫婦仲を象徴している。また、オスのパンダとしては10年ぶりとなり話題性は十分。となったら、名づけ予想も盛り上がりそうだ。

 

■和歌山パンダは「〇浜」! 名づけ大会スタート

 

アドベンチャーワールド生まれのパンダには、「〇浜(ひん)」と、規則的に名づけるのが習わしだが、過去の名づけ例を見ると、その年の世相を見事に反映したものになっている。

 

たとえば、結浜(ユイヒン)というメスのパンダは、「大切なものを次世代へとつなぐ。多様な価値観」といった意味合いで「結ぶ」の字が採用された。読みはパンダの原産地にちなみ、中国式となる。

 

■シャンシャン、桜浜&桃浜を的中した安住アナ

 

安住紳一郎さんはというと、上野動物園のシャンシャン、アドベンチャーワールドの桜浜(オウヒン)&桃浜(トウヒン)の双子パンダ、前述の結浜の名前を的中させている。

 

安住アナの予想は、おもに自身のラジオ番組「安住紳一郎の日曜天国」で行われる。予想は自分でするだけでなく、リスナーを集めて「パンダ命名塾」「パンダJAPAN」「パン能研」などの命名グループを結成し、メンバーに予想した名前を応募させ、的中させるなどの偉業を成し遂げている。

 

■そろそろ赤ちゃんパンダ公開&名前募集開始!?

 

アドベンチャーワールドでは2020年12月2週目現在、赤ちゃんパンダの公開日は未定としている。ただ、過去のスケジュール例に照らし合わせると、2020年11月22日に生まれたパンダは、出生から2~3週間の間に母の良浜とともに公開され、名前募集も同日、始まるかもしれない。12月14日の週に募集が始まると、その間に安住アナや命名グループが活動し、募集は翌年1月末に締め切られ、2月の1週目か2週目に命名セレモニー。どうだろう(ハズれたらごめんなさい)。

 

■命名塾、パンダJAPANに負けないぞ~!

 

筆者は別メディアで安住アナにパンダ名づけについてコメント依頼をしたことがあるが、今回は安住アナに頼らず、自力で予想をする。

 

【1】5年ぶりのオスのパンダであること
【2】いい夫婦の日に生まれたこと
【3】コロナ禍を明るくする言葉選び、がカギとなりそうだ。

 

安住アナに宣戦布告! 赤ちゃんパンダの名づけ予想をしてみた。
画像を見る 2020年11月22日生まれの赤ちゃん(写真:アドベンチャーワールド/PR TIMES)

 

筆者のまわりでは、パンダファンの男性(Twitter:@Gare_du_Nord_)が、「これまでのパターンだと、風浜(フウヒン)、郷浜(ゴウヒン)、そしてついにその地名である白浜を冠した白浜(ハクヒン)を予想しています」。また、動物園写真家の阪田真一さん(Twitter:@ZooPhotoShin1)が、「難しい質問ですね。王浜(ワンヒン)。空浜(コンヒン)かな。久しぶりの男の子なので」と予想。

 

加えて、過去に「結浜」の名づけ親としてプレミアムカードをゲットした、Instagramの人気アカウント(@toshi1213_f1)に話を聞いた。「令和になって最初の赤ちゃんパンダなので、令浜(レイヒン)、コロナ渦で暗い世の中なので、希望の持てる、光り輝く存在でいてほしいという意味から星浜(セイヒン)、光浜(コウヒン)などを予想しています。結浜のときは、たまたま電車で名前募集の広告を見て、どこかの企業の名前で使われていないか、商標登録されていないかなど、自分なりに調べて、募集の最終日ギリギリまで悩んで応募しました。特典で、バックヤードで赤ちゃんパンダに対面し、一生の思い出になりました」。

 

そして最後は、スピリチュアルパワーに頼ってみよう。台湾人パートナーとNYに暮らす話題の霊能力者・手相占い師のMasamiさん(Twitter:@ny_teso)は、「雷のように豪快に遊ぶ子どもに育ちそうだなと思い、豪浜(ゴウヒン)、雷浜(ライヒン)。それでも家族の中では礼儀正しそうだなと思い、礼浜(レイヒン)。遊浜(ユウヒン)は夢に出てきました」とのこと。

 

「〇浜」と1文字を予想するだけと簡単なのになかなか当たらないが、ハズれても幸せになれるメリットがある。というわけで、赤ちゃんが生まれるたびにネットユーザーは大いに盛り上がり、SNSでは名づけ予想大会が活発になる。あなたも参加してみては?

 

(文:木村悦子)

【関連画像】

関連カテゴリー: