いつまでも捨てられない「紙類」「食器類」「衣類」を処分するための心得
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■なぜ「捨てる/残す」のかをしっかり意識しよう

 

とはいえ、これまで捨てることができなかったモノのうち、何を捨て、何を残すのかの判断は人それぞれ。そこでまずは、「なぜ捨てなくては(残さなくては)ならないのか」を整理しておこう。

 

たとえば大きな荷物や思い出の品を手つかずのまま残しておくと、自分に“もしも”のことがあったとき、それらを整理しなくてはならないのは残された家族たちだ。家族たちに迷惑をかけないようにしようと思えば、自然と「今のうちに捨てておこう」という気持ちになるだろう。それとは反対に、財産などの情報を整理して残していなければ、やはり残された家族たちには大きな負担がかかってしまうことになる。

 

一方、自分自身のこれからの人生を考えると、捨ててしまったほうがいいことは山ほどある。子育てや夫の面倒といった「足かせ」や、他人の目を意識してのダイエットなど。「人生整理」は、無意識に自分を縛りつけていたものから自由になるチャンスでもある。

 

もちろんほんとうに大切な友人や趣味を残しておくことは、その先の人生を豊かにするために欠かせない。

 

このように、モノと情報を整理することが、残された家族だけでなく、自分の残りの人生にも大きく影響することがわかれば、もう「人生整理」の第一歩を踏み出したのも同然だ。

 

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