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(写真・神奈川新聞社)

箱根登山バス(小田原市)は1日から、小田急グループの交通機関を使って観光施設を巡る観光客に最適経路を無料で教える、インターネットの「のりかえ案内」サービスを始めた。箱根エリアなど同社の路線がある3市5町が対象で、増加する訪日外国人客(インバウンド)も利用できるよう、中国語などでも検索できるようにした。

「特に箱根エリアは広くて観光施設が点在しており、公共交通機関を利用する場合は乗り継がなければならず、観光客には分かりづらい」。同社の担当者は箱根観光の課題をこう説明する。

同グループは観光客が回遊しやすいよう、これまでバス路線の系統記号化や、駅ナンバリング導入などを実施。観光客の移動をさらに支援するため、乗り換え情報検索サイト大手のジョルダン(東京都新宿区)と連携した。

サービスの対象エリアは同社が路線を持つ小田原、南足柄、御殿場(静岡県)の3市と、箱根、湯河原、真鶴、松田、開成の5町。箱根登山バス全路線のほか、箱根登山電車や箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイなどに対応する。

同社のホームページの左上にある「のりかえ案内」に、出発地と目的地を打ち込んで検索すれば、切り替わった画面の左側に徒歩も含めた最適経路、右側にその経路を表記する地図が表示される。

例えば「小田原駅」から「ポーラ美術館」に向かう場合、箱根登山バスのみを乗り継ぐルートや、箱根登山電車も利用するルートなど四つの経路を、所要時間や運賃、乗り換え回数とともに表示する。

対象エリア内であれば、地図上の任意の場所を出発地や目的地に指定できるほか、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語の4言語で検索できる。

3月下旬にはスマートフォン版も開設する予定で、同社は「ますます便利になった箱根の旅を多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。