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(写真・神奈川新聞社)

災害時に役立つスキルをアウトドア遊びを通じて身に付ける防災キャンプが15日、川崎市多摩区の多摩川河川敷で催された。家族連れら約500人が参加し、河原や身の回りにあるものから水や火を確保する方法を学び、川の水を煮炊きに使って炊飯も行った。

同市内の地域活動団体などでつくる同実行委員会(田村寛之委員長)の主催。災害時には電気やガス、水道が使えなくなる場合も多いが、川崎市民に身近な存在の多摩川を生かして自らの身を守る知恵を普及しようと企画した。

参加者は河原に落ちている枯れ枝や流木を集めてたき火の準備。アウトドア専門のスタッフが、防水加工されて燃えやすい牛乳パックを最初に燃やして火を確保する方法を紹介した。

飲料水が限られている状況での炊飯にも挑戦。砂利や砂を入れたペットボトルを通してこした川の水を鍋で沸騰させ、中に少量の飲料水と米を入れたビニール袋を投じて炊き上げた。

相模原市から2児を連れて参加した母親の滝口千恵さん(33)は「子どもと一緒に楽しもうと来た。牛乳パックなど身近なものが緊急時に使えることを学んだ」と話していた。