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(写真・神奈川新聞社)

ソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が18日、箱根・芦ノ湖畔の箱根ロープウェイ桃源台駅にお目見えし、案内役などを務めた。19、20の両日も同駅に立つ。

観光客の案内など接客におけるロボット活用の実証実験の一環。小田急箱根ホールディングス(HD)とシステム開発会社「グッドフェローズ」(東京都)が共同で行っている。

ペッパーには、同社が開発した同HD用のアプリケーションを搭載。タッチパネルで操作する方式で、日本語と英語の2カ国語対応。音声で施設案内などを行う。

「気軽に触ってみてね」などと呼び掛けるペッパーを、外国人を含む多くの観光客が写真に収めるなどしていた。同HDの担当者は、将来的にはロボットによる多言語案内も視野に入れているといい、「反応を見たい」と話した。

箱根ロープウェイは4月23日から区間運行を大涌谷駅まで延長。大型連休中(6日間)は始発駅の桃源台駅から計約1万8千人が乗車した。

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