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(写真・神奈川新聞社)

県警生活保安課と川崎署は23日夜、川崎市川崎区の堀之内地区で、違法風俗店「ちょんの間」4店を一斉摘発した。同地区での取り締まりは約7年ぶりで、売春防止法違反の疑いで女2人を逮捕した。

県警が24日までに逮捕したのは、売春防止法違反(周旋)容疑の飲食店従業員の女(66)=同市川崎区渡田向町=と、同(場所提供)容疑の飲食店経営の女(51)=横浜市中区山田町=。

飲食店従業員の女(66)の逮捕容疑は4月19日、同地区の飲食店で女性従業員(36)に売春させた、飲食店経営の女(51)は同6日、経営する同区本町2丁目の飲食店で女性従業員に売春場所を提供した、としている。飲食店従業員の女(66)は「客にビールやつまみを提供したが、周旋はしていない」と否認している。

4店には30~50代の売春婦が計8人おり、30分1万円で客を取っていた。同地区は2001年に約80の違法風俗店が軒を連ねていた。09年7月の摘発で一時壊滅したが、現在は小料理店を装って営業する店が散見される。同署は「南町も含め、違法風俗店を一掃する」としている。

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