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(写真・神奈川新聞社)

路上で20代の女性に抱きついて胸を触ったとして強制わいせつの罪に問われた元神奈川県警三崎署巡査長(36)に対し、横浜地裁は24日、懲役2年執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 

深沢茂之裁判官は判決理由で、「怪しまれないようにジョギング姿を装うなど計画的で巧妙。1人暮らしのさみしさや性的欲求を満たす目的で及んだ犯行動機に酌量の余地はない」と指摘。被告が現職の警察官だったことから、「犯行は警察官の信頼を裏切るもの」と非難した。

 

一方で、事件後に懲戒免職の処分を受け、実家の父親が今後の監督を誓っていることなどから、今回に限って刑の執行を猶予するとした。

 

判決によると、被告は4月22日夜、横須賀市の路上で20代の女性に背後から抱きつき、服の上から両胸をわしづかみにしてわいせつな行為をした。

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