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(写真・神奈川新聞社)

多くの名作を残した映画監督・黒沢明さんと俳優・三船敏郎さんを回顧する特別展「世界のクロサワとミフネ」が、鎌倉市川喜多映画記念館(同市雪ノ下)で開かれている。海外版ポスターや三船さんの台本、黒沢監督が三船さんの葬儀のために書いた弔辞など約90点を展示している。来年1月15日まで。

 

2人がタッグを組んだのはベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した「羅生門」など16作品。会場には、名作「七人の侍」や「隠し砦(とりで)の三悪人」のイタリア版ポスター(縦約1.4メートル、横約1メートル)のほか、三船さんの書き込みがある「用心棒」や「赤ひげ」の台本など貴重な資料が並ぶ。

 

黒沢監督が書いた弔辞には、「三船というすばらしい個性と格闘することで、僕はやっと、これが俺だ、というものが出来たような気がしています」とあり、日本映画の黄金時代を築いた2人の絆がうかがい知れる。

 

期間中は代表作が上映され、関係者のトークイベントや腰越地区で撮影された「天国と地獄」のロケ地ツアーも開催される。

 

午前9時~午後5時。月曜休館。映画鑑賞料は一般千円、特別展のみは同300円。問い合わせは、同記念館・電話0467(23)2500。

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